世界のクリスマスを紹介
英語圏クリスマスの過ごし方
●欧米のクリスマスは家族で静かに過ごす日
美しく飾り付けられたクリスマス用のショーウィンドウ
日本でクリスマスというと、カップルでロマンチックに過ごす日というイメージかな?勿論 私達は家族と過ごしますよね?
さて、キリスト教国でのクリスマスは家族で静かに過ごすための日。海外に住んでいたり、実家を離れて暮らす子供たちが一同両親のもとに集まり、お互いの近況を報告しあって家族の時間を共有する。
日本のお正月をイメージして下されば いいですね
当日はほとんどの店や公共機関が休み。交通機関も間引き運転で、日本でいう元旦といった感じ。「ハッピークリスマス」(メリークリスマスより一般的な言い方)とクリスマスの挨拶を交わしあい、教会のミサにいったり、親しい人たちを招いたディナーで伝統的な食事を楽しんだり。
テレビでは「くるみ割り人形」「クリスマス・キャロル」
イギリスではご存知「ピーターパン」といった恒例の出し物が演じられ、子供たちは毎年同じストーリーに感動する。アットホームに過ごすのが英語圏のクリスマスのスタイルだ。
●プレゼントはツリーの下に飾って
静かで厳かな雰囲気の漂うクリスマスも、当日にいたるまではなかなか騒がしい日々が続く。10月のハロウィンが過ぎると、街は少しずつクリスマス期間へとシフト。クリスマスプレゼントは10日ぐらい前からツリーの下へ飾られる。当日までの間に、毎日少しずつプレゼントが増えていく光景もなかなかオツなもの。
ツリーの足元が見えなくなるくらい飾られたプレゼントはクリスマス当日、子供たちの大歓声とともに開けられる。最近ではパソコンやバイクのような高価なプレゼントも増えてきたが、日本に較べて、海外のプレゼントは質素なものが多い。クリスマス自体が物質主義とは対極にある祝祭だからだろう。
●ご馳走はやっぱり七面鳥が人気
クリスマスのご馳走といえば、やっぱり七面鳥。こんがり丸焼きにしたローストターキーに、甘いクランベリーソースをかけて食べるのがこの日のお約束。その他、ローストポークやビーフ、またイギリス、アイルランド、カナダではクリスマス・プディングやミンスパイなどがクリスマスの定番。
WE WISH A MERRY CHRISTMASでおなじみの【プディング】は、
自家製ならば銀貨や指ヌキなどを入れて焼き、食べるときに見つけた人は幸せになれるという古い言い伝えも。
この時期、イギリスでは毎年4千万個前後のプディングが消費されるという。
ミンスパイは肉ではなく、ドライフルーツやスパイスなどを混ぜた詰め物をしたデザートパイのこと。16世紀にはすでにクリスマスの伝統的な食べ物として食卓にのぼっていた。
イブにはこのパイと温めたワインをサンタクロースに、人参をトナカイのために用意して寝床に入るのを習慣としているところもあるようだ。
一方、真夏のクリスマスを迎えているオーストラリア、ニュージーランドでは、七面鳥の他にシーフードなど海の幸も食卓に並ぶ。家族そろって自宅の庭でバーベキューを楽しんだあとは、ビーチへ行ったり、戸外でクリケットを楽しむという過ごし方も南半球のクリスマスならではの味わいだろう。
●セレモニーが終わったら、ボクシングデイでひと休み
クリスマスの翌日はボクシングデイ(Boxing Day)と呼ばれる休日。その昔、主人が使用人に一年間の慰労をこめて贈り物や休みを与えた日、また教会の寄付金箱が開けられる日というのがはじまりだったとか。
キリスト教徒の人々にとっては、年間最大のお祭りを終えて、日常に戻る1日といったところ。とはいってもツリーなどの飾りは、12日後の1月6日まではそのまま残しておく。
【THE TWELFTH DAY OF CHRISTMAS】の歌の通り、これより早く片付けるのも、遅くなるのも縁起が悪いこととされている。アメリカのロックフェラービルやイギリスのオックスフォードストリートなどを彩っていたクリスマスのイルミネーションも、この日まではつけられたまま年を越す。
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■英語圏ニューイヤーの過ごし方
N.Yチャイナタウンでのクリスマス
日本やアジア各国では、お正月は新年を迎える大切な節目。12月も末になれば、新しい年に向けて大掃除や買出し、正月料理の準備などで忙しい時期となる。一方、英語圏の国々にとってニューイヤーはあくまで年越しという通過点にすぎない。キリスト教の暦のうえではまだクリスマス期間にあたるため、あっさりと過ごすのが一般的。
●盛り上がるのは大晦日の「カウントダウン」
英語圏の新年を迎える行事で、いちばん盛り上がるのが大晦日のニューイヤーズ・イブ。この日は友達同士で集まって、ワイワイと騒がしくやるのが欧米流。イブのパーティーではまだクリスマス・ツリーがそのまま飾られていて、そのまわりで歌ったり踊ったり。
レストランやライブハウスにいれば、必ずかかるのが「蛍の光」。この曲を聴きながらシャンペン片手にカウントダウン。0時になったら、誰にでもキスをして良いという無礼講の一瞬もある。
有名なニューヨーク・ロックフェラーセンターのイルミネーション
アメリカ・NYでは、マンハッタンにあるタイムズ・スクエアで国民的カウントダウンに参加するというのもオツなもの。ここには毎年、大きな電動式のボールが支柱に仕掛けられ、0時になるまでに集まってきた人たちの「カウントダウン」にあわせて、ゆっくり降下。ボールがいちばん下まで来たらちょうど0時、電気が点いて新年の幕開けを全員で祝うのが恒例だ。
イギリスでも大晦日には、多くの人がトラファルガー広場に繰り出してカウントダウン。除夜の鐘ならぬビッグベンの0時の鐘がなると、あちこちで花火が上がって一同大歓声。
また、オーストラリアではシドニー湾など海辺で花火を眺めながらのカウントダウン。真夏の大晦日だけあって、年越しを祝ったあとも戸外でシャンペンを開けて、長々とおしゃべりを楽しむのがオージー流。
●元旦は二日酔いを治すための休日?
1月1日午前0時に新年の訪れを大騒ぎをして祝ったあとは、あっさり通常の生活に戻ってしまうのがイギリスのニューイヤー。元旦は休日だが、この日は前日大騒ぎした分を元に戻すための休みのようなもの。日本のように挨拶まわりに出かけたり、親戚が集まるといったこともなく、ほとんどの人がベッドでゆっくりしながら1日を過ごす。明けて2日からは通常通り、会社も公共機関も動き出す。
例外はスコットランド。ここでは、新年を迎えるお祝いは ホグマニー(Hogmanay)と呼ばれ、クリスマスよりも盛大に祝う。 ホグマニー(Hogmanay)とは、大晦日に子どもたちがもらうオーツ麦でできたケーキの一種に由来した名称。当日はエジンバラを中心に、コンサートやお芝居などたくさんの催しが行なわれる。
アメリカではニューイヤーズ・デイといえばパレード。最も代表的なものは、カリフォルニア州パサデナのローズパレードと、ペンシルバニア州フィラデルフィアのママーズパレード。世界から集まった参加者が3、4時間かけて行進するのが壮観。
また、ニューイヤーズ・デイに新しい年に向けての目標を考えるのはアメリカも同じ。子供たちの間では日本の書き初めと似たような行事もある。その年に上達したいと考えている事を12個の違う紙に書いてバスケットに入れ、毎月ひとつずつ取り出して目標にするというもの。
この日の特別な食べ物といえばラッキーケーキ。ケーキを焼く際にひとつだけウォールナッツを入れ、このウォールナッツに当たった人は1年間良いことがあるという 。
●やっぱり聞かれる「新年の抱負」
さて、 新しい年を迎えるスタイルには英語圏と日本とではかなりの違いがあったが、どちらにも共通していたのが、新年によく聞かれるこの言葉、"What is your New Year's resolution?"「あなたの今年の抱負は?」。"a New Year's resolution" とは新年の抱負、誓いといった意味。巡りくる1年に思いを馳せて、気持ちも新たに決意するのは人間に共通の習性らしい
皆さんは、どんな新年を計画してますか?
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